安定を求めて警察官になるのはオススメしない理由。

単刀直入に申し上げますが、元警察官も現職の警察官にも通ずる事ですが、彼ら彼女らが警察官を志す動機の中には必ず「安定しているから」があります。

私もその一人でした。

それ自体は何一つ悪い事では無く、社会人になって自分一人の力で生きていく為にはある程度安定した収入が必要です。

ですが、元警察官の私から一つだけ忠告しておきます。

安定だけを求めて警察官になると必ず後悔します

そんな甘い動機で務まるほど警察の仕事は甘くありません。

実際安定だけに魅力を感じて現在も警察官を続けている方は沢山いますが、そういう人達は現場で活躍する事もなければ幹部に成り上がる事も無く、ただ一人の労働力として使われて警察人生を終える事になります。

そこで今回の記事では、
✔︎安定を求めて警察官になることをオススメしない理由
について解説します。

目次

安定を求めて警察官になることをオススメしない理由

今回お伝えしようと思っている内容は警察官のみならず全ての職業選択に言える事だと思います。

冒頭でもお話しした通り、金がなけりゃ生活出来ないので安定を求めるのは当然です。

それでやっていける仕事もあるかもしれません。

でも警察は違います。

特にこれからの時代、治安も悪くなりますし警察アンチが増えてきているのでそんな状況で警察官になるのはリスクしかありません。

ここでゴタゴタ私が言っても意味ないので、以下の記事で具体的な理由についてご紹介します。

理由1、単純に警察の仕事は辛いから

最初で最大の理由がこれです。

警察の仕事は間違いなく辛いです

私は現在一般企業で働いていますが、刑事課時代と比べると今の方が精神的に楽です。

当時なんて平日は勿論朝から夜遅くまで取り調べや捜査書類作成に明け暮れて、やっと訪れた休日も溜まった仕事を解消するのに丸二日使っていました。

これに関しては私が新人刑事で要領が悪かったのもあるかもしれませんが、それを踏まえても内勤に入ればある程度プライベートを削らないと仕事が進みません。

だからこそ、「安定しているから」という軽はずみな動機だけで警察官になると後々痛い目を見るんです。

理由2 いざ警察官になるとそこまで給料が高く無いことを認識する

世間一般的に見れば、警察官の収入は高い部類に位置付けられるかもしれません。

ですが、だからと言ってめちゃくちゃ高収入かと言われたらそうではありません

当然毎週末のように飲みに行ったらすぐ給料使い切ってしまいますし、家庭を持っている警察官は例外無く節約して家計をやりくりしています。

勿論一世帯を養うには十分な給料は支払われます

最近では育児休暇や家賃補助等の福利厚生もかなり充実していますし。

ただ、「警察官になれば金に困る事は無い」と過信して警察官になると、そのギャップを感じると思います。

実際私も警察官時代に遊びすぎて金欠状態になった事もありました。

理由3 命の危険を伴う仕事だから

警察ってトラブルが発生した場所に自ら飛び込む事が仕事です。

当然ですがその分リスクを伴います。

私も7年間の警察人生の中でキチガイから刃物を向けられる経験しましたし、深夜の国道で交通整理をしていた時、指示を無視してトレーラーがこちらに向かってきて死にそうな思いをした事もありました

ましてやこれから治安が悪くなる日本で警察官をやるという事は、これまで以上に命の危険を伴う可能性が出てくる訳です。

実際これまでも交番襲撃事件や災害現場、交通整理中の殉職事案は発生しています。

だからこそ、「安定しているから」という動機で警察官になるのはあまりにも命を軽視していると私は思います

理由4 警察官を辞めると転職活動に苦労する

「安定しているから」という動機で警察官になると一定の割合で依願退職する事になります。

勿論現職のお巡りさんでも安定を求めて警察官になった人は沢山いて、それでも定年まで続けられる方が殆どです。

ですが、労働環境であったり理想と現実のギャップに耐えられず辞めてしまう警察官がいる事も事実です。

理由は違えど、私も警察官を辞めた一人です。

そんな私だからこそ言えるんですが、元警察官なんて肩書き社会に出たら全く必要とされません

そりゃそうですよね、犯人を逮捕する能力も捜査資料を作成する能力もパトカーを運転する技能も活かせるような業種って警察以外ありませんから。

要は警察官を辞めた途端、何のスキルも無いただの成人になってしまう訳です。

そんな人間に務まる仕事なんて限られています。

結果、警察辞めたのに再び警察官採用試験を受ける馬鹿が続出しているんです

仕事選びはメリットでは無くデメリットで判断すべき

私は7年間警察官として勤務しましたが、結局自分に合わなかったので依願退職しました。

そもそもですが、私が警察官を志したのって採用担当者から教えてもらった警察組織の良い面だけを見て、「警察官になればこんなにもメリットがあるんだ!」と思ったからです。

そう、デメリットについては一つも考えていなかったんです。

案の定、私は警察官になってから無視していたデメリットに直面し、退職する事になりました。

この経験を経て私は、
✅本当に自分がやりたい事は何か
✅私が利益を産むことが出来る分野は何か
✅デメリットが生じた時、それでもやり続けられる仕事は何か
を再度自己分析した結果、現在のホワイト企業に転職する事が出来ました。

警察時代と比べて給料は減ったものの、現在の方が圧倒的に人生楽しいですし、最初からこの業界で働いていけば良かったと後悔しています。

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この記事を書いた人

元警察官。警察組織の内情や、
理不尽な労働環境で消耗しないための考え方を発信しています。

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