単刀直入に申し上げますが、警察官を辞めようと思っているなら可能な限り早く退職した方が良いです。
勿論家庭を持っていたり金銭的余裕がまだ無い等の事情がある事は理解しています。
私も警察官を辞めようかどうか迷った原因はそこにありましたから。
でも実際私は退職を決意してから速攻辞めました。
結果、転職に成功し現在は現職時代と比べ物にならない程幸せな日々を過ごしています。
逆に「辞めたいな」と思いながらもビビって退職を躊躇っていた方がよっぽどリスキーだと私は思います。
そこで今回は、
✔︎警察官を辞めるなら今だ!
と言える理由について、自身の経験を元に解説します。
警察官の退職は早い方が良い理由
正直現職の警察官の中で「辞めたい」と嘆いている方は沢山いらっしゃいます。
にも関わらず実際退職する人は極一部です。
殆どの場合は不祥事による依願退職者です。笑
一方、私は盗撮した訳でもその他違法行為を働いて辞めさせられた訳でもありません。
ただこのまま定年まで警察官をやっていても意味が無いと感じたからです。
つまり自分に警察官という仕事が合っていなかったんです。
この感情を抱いたままただ給料を貰って安泰な人生を歩んでいても死んだ時に後悔すると思って私は退職しました。
結果、私はまだ若い時期に退職した事が良かったと今では実感しています。
これには、5つの理由があるからだと私は思います。
以下では、それぞれの理由について具体的にお話しします。
警察官の経験なんて何の役にも立たない
ぶっちゃけ警察官を何年やっていようが転職においてメリットには一切なりません。
例え優秀な成績を上げていたとしてもです。
実際、私は機動隊を除隊後に熱意が認められて刑事課に入る事が出来ました。
刑事として働いている中で、ある薬物関連の捜査で売人を検挙した時は本部長賞与を貰った事もあります。
当時は周りの同僚や上司から称賛されましたが、こんな実績は転職先で何のポイントにもなりません。
公務員以外のあらゆる企業が従業員に求めているのは利益です。
利益に繋がらない過去の栄光なんて全くの無意味なんです。
つまり、どれだけ警察官を長く勤めて輝かしい成績を収めたとしても、転職した途端にこれまでの結果というのは何一つ反映されない訳です。
だからこそ、警察官を辞めるなら早い方が良いんです。
長く勤める程退職のハードルが上がる
これは警察に限った事じゃありませんが、一つの会社を長く勤めれば勤める程退職のハードルは上がります。
一般的に30代中盤には結婚して家庭を持つ事になります。
そうなると、やりたい事があったとしても簡単に会社を辞めれなくなります。
重い責任が一家の大黒柱には課せられるからです。
だからこそ、現職の警察官達は安定を捨ててまで警察を辞めようなんて思えなくなるんです。
私も警察官退職当時既に家庭を持っていたとしたら、この決断を取れていたどうか自身はありません。
独身だったからこそ理想の自分像を求めて警察辞めましたけど、家庭を持つと自分の夢なんて語っている状況じゃなくなります。
警察の常識は社会の非常識
これは警察組織内でよく言われている言葉です。
警察の常識は社会の非常識。
その通りだと思います。
私も転職した当初、今までの常識と社会の常識がずれている事に驚きました。
警察官やっている時は自分の常識で難なく仕事が出来ていたので自覚していませんでした。
ですが、一歩警察組織から抜け出した途端に今までの常識が通用しなくなるんです。
最も典型的だったのは、利益を産まない人間は必要とされない点です。
当然警察官時代も与えられた業務量以上の結果を出そうと努力していましたが、実際自身の労働量や仕事の質がどれだけ組織に利益をもたらしているかなんて考えた事ありません。
ですが、一般企業では利益こそが正義で、利益さえ上げてくれれば極論サボっても良いわけです。
このように、社会人として超基本の当たり前な事すら知らなかった私は、一般社会の常識を再度叩き込む作業に苦労しました。
そして警察組織に長くいればいる程身体に警察官が染み付いてしまうので、価値観を一掃するのは難しいと思います。
だからこそ、警察官から転職するなら若い内にやった方が良いんです。
やりたく無い仕事やっている時間は無駄。
個人的には、これが最大の理由だと思っています。
やりたく無い仕事を嫌々やっている時間ってマジで無駄です。
どうせ今働いている会社で出世する事も、成果を上げる事も求めていないのに執着する必要全くありません。
それどころかそんな中途半端な気持ちで務まる程警察の仕事は甘く無い事は皆さん分かっている筈です。
私も警察官時代、
「こんな気持ちで仕事する事自体、被害者達に失礼だ」
と思っていました。
加えて人生一度きりです。
ゲームの世界ならリセットしてリスタートする事が出来ますが、私達にやり直しは通じません。
だからこそ、やりたい事が見つかったり警察の仕事が向いていないと感じたら一刻も早く現状を変える努力が必要なんです。
もし、
「警察の仕事嫌だけど辞める勇気も出ない」
と考えているなら、どうせ転職したところで上手くいきません。
それこそ中途半端な気持ちですので。
でも、過去の私のようにどうせ辞める事が決まっているなら、経験上最も早い今辞める事をオススメします。
雇ってくれる会社が無くなってくる
頭と身体が冴えているのは若い時期だけです。
ある程度歳を重ねてしまうと身体能力は確実に落ちます。
これは生物の宿命なので、どう足掻いても変えられない現実です。
で、人を雇う立場になって考えてもらったら分かるんですけど、今まで警察官しかやってこなかった40代50代を雇うメリットってありますか?
勿論人間なら誰でも出来る仕事はあるので、そういう会社ならジジイになっても雇ってくれるかもしれません。
でも選択肢はかなり限られてきます。
一方、20代後半から30代前半位までだったら、探せば雇ってくれる会社はいくらでもあります。
私も警察を辞めた後、全く関係のない業種に就職しましたが、それはまだ私が若くて可能性があったからだと自負しています。
実際現在働いている会社にも約1年で人並みレベルで仕事をこなせるようにはなりました。
ですので、警察官から転職するなら可能な限り早期の決断をお勧めします。
まとめ
今回は、警察官を辞めるなら早い方が良い理由について自身の経験を元に解説しました。
これは警察に限った話では無くて転職を検討している人全てに通ずる事だと思います。
確かに経済的理由等によって簡単な話じゃ無い事は私も痛い程分かります。
実際転職後給料が極端に下がった私に警察官時代の所得税がそのまま課税された時はマジ地獄そのものでしたから。笑
とは言っても、やりたい事があるのに何かと理由を付けて先延ばしにする時間は勿体ないです。
先ほど説明した通り、ある程度ジジイババアになると雇ってくれる会社なんて限られてきます。
結果、誰でもやれるような仕事いか選択肢が無くなるんです。
そうなる前に自分の理想を叶えるために警察官を早期退職する事は懸命な判断だと私は思います。

コメント