警察が隠れて取締りをやる事を世間一般的にネズミ捕りと言われています。
そしてこのネズミ捕りは卑怯と言われる事がめっちゃ多いです。
確かに場合によっては本当に卑怯な取締りをする輩がいる事も事実です。
そこで今回は、卑怯と言われるネズミ捕りをやっていた私が警察官時代に言えなかった警察官の本音を打ち明けます。
ネズミ捕りは速度取り締まりだけでは無い
そもそも勘違いされている方が多いようですが、
ネズミ捕り=速度取り締まり
ではありません。
一定の場所に留まって行う交通監視全般を言います。
一時停止違反取締りとか信号取締りとかもそう。
そしてこのネズミ捕りですが、文句を言ってくる違反者が本当に多すぎる。
とぶっちゃけ思います。
恐らくこんな記事を開いた方の中に該当する人はいると思います。
そこで今回の記事では元警察官の私が、
「ネズミ取りは卑怯だ」
という奴に対して、当時は絶対言えなかった本音を暴露します。
※ちなみに本記事に対するコメントには全て応戦致します。
警察官が取り締まりを行う根拠
大前提として、警察官が取り締まりが出来る根拠は警察法二条です。
警察法第二条
警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。
e-Gov法令検索
そう、交通取締りを行う事が責務なんです。
よく違反者が、
「お前らこんなコソコソやって暇なんだな!」
とおっしゃいます。
答えはNOです。
責務なんだからやっているのであって、暇つぶしでやる訳ありません。
自発的に罵声を浴びせられるような事したくありませんから。
ネズミ捕りに対する文句と警察官の本音
次に、私が取締り中に違反者から言われた文句をご紹介します。
そして当時は決して口に出す事が出来なかった警察官の本音を対抗して言わせていただきます。
隠れてコソコソやるなよ!
はい、もうこれ定番ですね。
警察24時でもゴネる違反者が言っている場面を観た方も多いと思います。
これ言われた当時の私は、
「敢えてパトカーを見せる活動もしています」
とか
「隠れている訳ではありません」
と当たり障りの無い回答をして、無駄に違反者を興奮させないように努めてまいりました。
でも今は警察官辞めているので本音を言わせてください。
隠れてコソコソやってる俺らに捕まっているお前は何様ですか?
そもそもですが、違反しなければ警察に捕まる事はありません。
加えて、常に安全運転を心掛けて視野を広く持っていたらネズミ採りしているパトカーなんて気付きます。
覆面であっても明らかに普通じゃ無いのですぐ分かります。
検挙されるまでパトカーに気付かなかったと言う事は、そもそも安全運転なんか出来ていません。
私も普段運転していて、取締り中のパトカーがいたら気付きます。
先程も言いましたが、こういう文句を言う人って自分の過ちを棚に上げて正当化します。
恐らく警察官以外に対しても同じ事しているんじゃ無いですか?
知りませんけど。
他の奴らも違反しているだろ!
二つ目に紹介するのがこれ。
特に違反者を止めた後、警察官が説明している時に目の前で明らかに違反している車両が通った時におっしゃいます。
そしてこの状況に遭遇した時の私は、
「あなたの処理が終わらないから他の取り締まりが出来ないんです」
というような回答をしていました。
で、私の本音を述べさせていただきます。
お前自分が違反した事実を無かった事にしようとしてない?
というか他の奴ら「も」って自分で言っているという事は、お前もなんです。
そして今俺の目の前にいるのはお前で、お前が犯した違反について処理しているんです。
普通に考えて貰えば言い訳をしたところで無罪放免になるなんてあり得ません。
ただただ警察に文句が言いたいだけでしょうか?
他の違反車両も取り締まって欲しいなら素直に応じてください。
どうせ小遣い稼ぎなんだろ?
結論から申し上げますが、いくら切符を切ろうが警察官の財布に反則金が入ってくる事はありません。
あれは信号機だったり標識等の交通資材に充てられます。
仮に小遣い貰えるんだったら勤務時間中ずっと取締りやっています。
俺はゴールド免許だ!
次に紹介するのが、ゴールドプライド野郎です。
確かにゴールド免許を取得するのは簡単ではありません。
点数が一点でも入ったらブルーですから。
その努力自体は認めます。
ただ本音を言わせていただくと、
だから何?
実際警察官の目の前で違反をしたから止められている訳です。
ゴールド免許だから見逃してもらえるとでも思っているんですか?
そもそも、今持っているゴールド免許も怪しいですよね。
運良く切符を切られていなかっただけの可能性ありません?
現に違反して警察官に止められている訳ですから。
あと私個人の意見ですが、本当に安全運転を心がけている方なら自分が違反してしまった段階で素直に認めると思います。
だって目的がゴールド免許なのでは無く安全運転を遂行する事なので。
急に止まったら危ないだろ!
信号無視とか横断歩行者妨害の違反者がよくおっしゃいます。
「急に止まったら逆に危ないだろ!」
と。
これは完全に間違いです。
急に止まったら危ないんじゃ無くて、急に止まらなければいけないような速度で走っている事自体が危ないんです。
例えば信号無視。
歩行者用信号機が無い場合は確かに止まり辛いです。
急に変わるので。
その辺は警察官もある程度許容しています。
非公開ですので言えませんが、切符を切る基準があるので。
その基準を超えているから警察官に止められている訳です。
と言う事は、安全運転していれば普通信号無視なんかしなくたって良いんです。
それをあたかも、
「急に止まったら危ないだろ」
と言って後続車と信号機に責任転嫁をする違反者が多すぎます。
横断歩行者妨害でも同じです。
そもそもですが、横断歩道付近に人がいる時点で徐行しなければならないんです。
道路交通法第38条前段
車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。
e-Gov法令検索
100%横断者がいない状況のみノンストップで通過して良い事になっています。
と言う事は、急に止まる状況自体が違反なんです。
老人をいじめてたのしいか!
ユウスケ・ホンダのジジイバージョンですね。
ちょっと誇張しています。笑
でも実際、
「こんな老ぼれ捕まえても意味ないだろ」
「もう先が短いんだから見逃してくれよ」
とおっしゃるジジババ結構多いです。
そういった方々へ一言申し上げます。
とっとと免許証返納して下さい。
あなた方のせいで理不尽に命が奪われる事故が多発しています。
可哀想に聞こえるかもしれませんが、私は本当にそう思っています。
車って簡単に殺人兵器になり得るんです。
実際ニュースやYouTubeで目にする事ありますよね?
アクセルの踏み間違いや暴走するやつ。
でも本人は自覚が無いです。
違反や事故した老人に対して免許証返納を促すと、
「年寄り扱いするな!」
「俺はまだ大丈夫だ!」
と反論してきます。
無駄に頑固なんですよ。
少なくとも、私が老人になった時は他人の意見を柔軟に受け入れて反省すべき点は反省できるようになりたいです。
どうせノルマの為なんでしょ。
確かにこの記事でも説明している通り、警察にもノルマがあります。
皆さんノルマじゃ無いって言っているけど実質ノルマですよね。
これに対しても本音を言わせていただきますが、
だから何?
警察のみならず、どの企業でも生産努力目標や納期ってあると思います。
これらが設定されているのは、従業員のモチベーション向上と会社の利益を産む為。
全ての警察官が言われなくてもやる人ばかりだったらノルマなんていりません。
でも残念ながらそうでもしないと仕事をしない人もいます。
だからノルマが設定されているんです。
一方、そのおかげで毎月決まった件数の切符を切ってくるのも事実。
結果として安全運転を心がける運転手が増えるようになっています。
だからノルマがある事は一概に悪いとは言えません。
仮にそれが悪い事だとしても、結局はノルマの為に餌となっている訳ですよね。
あなた方が嫌いな警察の為にポイントを与える事になります。
それが嫌なら違反しなければ良いだけです。

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