公務員は辞めとけ【私のように途中で退職する位なら最初からなるない方が良い】

私は、平成29年に警察官採用試験に合格し、約7年間公務員として勤務しました。

親にも迷惑を掛け、自身も苦労して倍率の高い警察官という安定した職業で仕事に就いた訳ですが、結局辞めています。

辞めてから気付いた事ですが、そもそも私の性格的に公務員という職種自体向いていませんでした。

タラレバになってしまいますが、もし7年前に戻れるなら絶対公務員になっていません。

私には、公務員として必要な素質が欠けていたのです。

そこで今回は、就職・転職先に公務員を視野に入れている方が私のような失敗をしない為、そもそも公務員になるべきで無い人の特徴について解説します。

目次

警察官になる前に思い描いていた公務員像

私が警察官を志望した理由の一つが、公務員である事。

当時私は高校生でしたが、漠然と公務員に対して、

世間体が良い
安定している
幸せな家庭を築けそう
福利厚生が充実
仕事にやりがいを感じれる

といったイメージを抱いていました。

進路担当の教員も、

「公務員になれば将来安泰だよ。」

と肩を押してくれた事もあって、数ある進路先の中で警察官を選びました。

正直、私は成績があまり良い方では無かったので、高卒で行ける就職先も限られていました。

そんな中、公務員に関しては学校内での内申点は一切参考にしないという事でしたので、ほぼ一発逆転を狙う覚悟で警察官採用試験に臨みました。

この時ばかりは死ぬほど勉強したと自負しています。

現実は理想とあまりにも隔離していた。

猛勉強した私は奇跡的に警察官採用試験に合格し、10ヶ月間の警察学校も無事卒業する事が出来ました。

当時の私は、

沢山犯罪検挙して誰よりも早く幹部になってやる。
誰にも負けないぞ。

と息巻いていました。

そしていざ一人前の警察官として勤務した結果、現実を突きつけられる事になります。

「思ってたんとちゃう!!」

と本気で思いました。

こうもやる気に満ちた私でしたが、公務員としてあるべき資質が欠落していたが為に、道半ばで退職する事となりました。

辞めた現在だからこそ思う、私に欠落していた公務員としての資質について詳しく解説します。

高い給料を望んでいた

多分、公務員を目指している人が一番気になっている事は給料です。

私も警察官になる前は沢山貰えると思っていました。

結論から申し上げると、給料そんなに高くないです。

警察官という事もあって、時間外勤務手当と特殊勤務手当は結構付いていました。

それでも、私が23歳の時手取り18〜23万円です。

これについて、多いと思うか少ないと思うかは人それぞれだと思いますが、私は労働量と比べて少ないと感じます。

それもその筈で、公務員の給料は世間の平均値より少し高い位に設定してあります。

ですので、妥当と言えば妥当な金額設定かもしれません。

副業禁止

当たり前の話ですが、公務員は職務専念義務によって副業が禁止されています。

私自身もそれを承知で警察官になりました。

でも承知したのは高校生の私です。

副業が出来ない事の不自由さについて何も考えていませんでした。

今の時代、本業+副業で生計を立てている人が増えているように、本業だけの収入じゃ物足りないと感じる人は増えています。

私もその一人でした。

良くも悪くも、警察官は部署によってはプライベートの時間めちゃくちゃ確保できます。

警察官なりたての頃は、交番勤務でしたので勤務が終わったら次の勤務日まで遊びまくっていました。

でも、勤続年数を重ねるにつれて、「この時間無駄じゃね?」と思うようになりました。

こんなに時間があるなら、金稼いだ方が自分の為になると思い始めたのです。

でも、副業する事は出来ないという葛藤が生じました。

度々公務員が副業しているのバレて懲戒処分されているニュースを目にする事がありますが、この人達も私と同じような思考だと思います。

上司の命令は絶対

この要素は結構重要だと思いますが、上司に反抗するような奴公務員に向いていません。

これは間違い無く言える事です。

市役所でも、消防でも、警察でも同じです。

公務員は、組織一丸となって職務に専念します。

なので、一つの仕事に向かって職員皆同じ方向を向いて仕事をする必要があります。

そんな中、組織の意見と自身の意見が食い違っていた時、いちいち反論するような職員がいると、幹部から見たら使い辛くて仕方ありません。

古い考えかもしれませんが、公務員は上の意見が絶対です。

警察で言うと警察署長の指示が絶対なのです。

ドラマの世界だと、主人公が幹部に対して反論し、それが擁護されますが現実は逆です。

出世したいなら幹部のご機嫌を取らなければなりません。

それが出来ない人は間違いなく出世できません。

私が現職時、部下に対して物凄い要求をしてくる署長がいましたが、誰も文句を言わないので私のような末端職員までそのまま指示が降りてくる事よくありました。

それに対し、「それは違う」と意見を持っていた私の上司は指示に従いませんでした。

結果、その上司は名指しで署長から非難され、周りからも文句を言う奴というレッテルが貼られてしまったのです。

このように、「俺は組織の圧力に屈しない」とアホな考えを持っていては生き残れません。

どこ見て仕事しているのか分からない

警察官に限った話じゃ無いと思いますが、続けるにつれてどこ見て仕事をしているのか分からなくなります。

警察の仕事って綺麗事だけ並べれば、
犯罪や事故をなくす為
犯罪被害者を救う為
犯罪者を豚箱にぶち込む為
にある筈ですし、そう思っていました。

確かに、最終的な目標としてはそこを目指しているんですが、全ての警察官がそう思っている訳ではありません。

例えば、
出世する為に幹部の顔色だけ見ているクズ
給料だけ貰って仕事をしない税金泥棒
部下を潰しまくるパワハラ幹部
等、様々です。

ぶっちゃけこれらの人材って公務員のみならずどの職場にもいると思います。

言える事は、公務員に関してはこれが顕著だと言う事。

幹部も半ば見逃しているような状況です。

こういう人達と仕事をしていると、仕事をしている意味が見出せなくなります。

勿論生活の為・給料を貰う為に仕事をしている訳ですので、ある程度の理不尽は耐えなければなりません。

でもこの先何十年も働く事を考えると、別に警察に執着する必要は無いと私は思いました。

結果、記事作成現在は現職時代より収入は大幅に減っていますが、目的が明確で一緒に働く仲間とも同じ方向を向いているので後悔はないです。

人が多い職場に向いていない

公務員は一人一人のスキルを求められる職種であると同時に、大人数が集まる職場でもあります。

これが何を意味するかと言うと、色々な性格を持った人と関わらなければならないという事です。

自分と気が合う同期や先輩に助けられる一方、陰湿で人の気持ちを考えられない上司も沢山います。

実際、私の上司にも実績上げる事だけ考えて部下の気持ちを考えない奴がいました。

そういう人がいると職場の雰囲気はダダ下りですし、仕事に対するモチベーションも下がります。

最悪の場合鬱病になって職場復帰できないケースも見てきました。

ですので、理不尽な事が降り注いできた時にすぐ気持ちが折れてしまうような人は向いていません。

真っ向勝負出来る人か、右から左へ受け流せる人は上手くやっていけます。

組織全体が保身の事しか考えていない

この記事を作成時、丁度兵庫県知事のパワハラ問題が取り上げられており、知事の見てられない言い訳が連日報道されています。

これは兵庫県のトップである都知事の話ですが、47都道府県あるので他の都道府県でも同じ事が行われていてもおかしくありません。

警察組織も同じです。

鹿児島県警の生活安全部長が本部長の隠蔽工作を外部告発した事件がありました。

でも客観的証拠が不十分で逆に隠蔽返しされましたよね。

このように、真実の究明よりも自身のキャリアや組織のイメージしか考えていません

全ての警察官がそうだと言える訳では無く、素晴らしい警察官も勿論います。

ただ、保身しか考えていない幹部が組織の運営を担っているのも事実。

私個人の考えとしては、そんな腐った組織で仕事をしたくないというのが本音です。

まとめ

今回の記事では、私が警察官を退職した経験を元に、公務員にならない方がいい人の特徴について解説しました。

私は警察官でしたが、根本的な部分は全ての公務員に通ずる事があります。

安定を求めるだけで公務員になったら必ず痛い目を見ますし、逆に正義感が強すぎても理想と現実のギャップに苦しみます。

総じて言えるのは、自由な労働環境を求める人にとって公務員は向いていません。

クリエイティブな仕事をしたい人は公務員以外の仕事をお勧めします

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この記事を書いた人

元警察官。警察組織の内情や、
理不尽な労働環境で消耗しないための考え方を発信しています。

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