私は、約7年間警察官として勤務し退職しました。
その1番の理由は、農家という素晴らしい職業に出会ったからです。
その為なら、高い倍率を勝ち抜き、安定を捨てても良いと思えました。
実際、警察官時代よりも収入は激減しましたが、今の方が毎日幸せです。
しかし、警察官を辞めて感じたデメリットも沢山あります。
正直、「辞めなければもっと幸せな毎日を送れたかもしれない」と思う事もあります。
そこで今回は、警察官を辞めようと思っている人に向けて、退職をする前に知っておいて欲しい事を、実際に退職した私が真実を赤裸々にお話しします。
警察官を辞めて後悔した事
見栄を張らず正直にお話しすると、警察官を辞めて1年弱経過しましたがその間、辞めなければ良かったと思う事がありました。
どれだけ警察組織に恨みを持っていても、誰しもが思う事だと思います。
それほど警察官として働く事にメリットがあるのです。
そして、それは辞めるまで絶対に気付きません。
まずは、私が警察官を辞めて後悔した事についてお話しします。
安定した給料を失う
警察官のみならず、公務員全体に言える事ですが、給料が安定している事はとても幸せな事です。
私は高校を卒業して他の企業を経験する事なくそのまま警察官になりました。
ですので、警察学校に入校した初月から大した仕事もしていないのに一定額の給料が振り込まれます。
そこから退職するまで、なんの問題も無く毎年給料は上がっていきました。
それが当たり前な事でしたので、退職するまで有り難みが分かりませんでした。
一応、高卒から約6年目の給与明細を貼っておきます。


当時、積立しまくっていたので手取りはめちゃくちゃ少ないです笑
しかし、総支給が30万円を超えていました。
これに加え、一年に2回40万円程のボーナスも支給されていました。
よって、当時私は24歳という若さで年収450万円を超えていました。
恐らく、同世代の中でもかなり多いと思います。
これが、警察官を退職して農家になった途端、毎月の決まった給料なんて存在しなくなりました。
そりゃ当然で、商品が売れなければ収入なんてありません。
ボーナスもなけりゃ時間外手当もありません。
警察を辞めると、勤務終わりに風俗行ったりギャンブルする事なんて滅多に出来ません。
家族にも十分なサービスを提供する事も出来ないでしょう。
それを手放す勇気はありますか?
世間体を失う
警察官は、この時代でも世間体がめちゃくちゃ良いです。
実家に帰省して近所の方とお話しをする時も、
「〇〇君警察官なんてすごいね〜」
と言われた経験が沢山あります。
高校生の私は、何の取り柄もないただの学生でした。
平均的な成績で、平均的な数の元カノがいて、平凡な家庭で育ちました。
きっと周りからも平凡な人生を送るだろうと思われていました。
しかし、私が警察官になった途端、みんな私を見る目が変わりました。
そのおかげで沢山人脈も作れたし、警察官じゃなかったら関わる事が無かった人とも出会いました。
結婚相手に困らない
警察官好きの女性は世の中に沢山います。
その理由は、
①給料が安定している
②守ってくれそう
③警察官と結婚すれば将来安泰
ら辺でしょう。
実際、合コンが開催される機会も多かったですし、マッチングアプリなんかでも警察官目当ての女性は沢山います。
しかし、警察官をやめたらどうでしょう?
特に私なんか駆け出しの農家です。
将来性も無ければ、早朝から深夜まで休みなく毎日働き詰めです。
ゆっくりデートする事も、子供の世話も十分に出来ません。
その上、毎日泥だらけの汚い姿で帰宅し部屋を汚していきます。
そんな旦那普通に考えて嫌ですよね。
それに比べて警察官は、急な呼び出しがあっても基本的には土日祝日休み。
忙しい時期じゃなけりゃ家族旅行も行けます。
しかも、ママ友からは羨ましがられ、奥さんは鼻が高いです。
それでも警察官を辞めますか?
それでも私は警察官を辞めて良かった
上記の様な素晴らしいメリットがありながら、私は警察官を辞めました。
冒頭でお話しした通り、本音を言うと後悔する時だってあります。
仕事が辛かったり、私生活が上手くいかない時は特に。
でも、私が取った決断は間違っていなかったと今でも思っています。
矛盾しているように思われるかもしれません。
確かに、後悔する事はありますが、じゃあもう一度警察官として勤務したいかと言えばそうではありません。
警察官の圧倒的な恩恵を捨ててまで、私がこう言い張る理由をお話しします。
意味のない仕事をしなくてもいい
この記事を読んでくださっている方は、現在警察官として働いている方だと思うので分かると思いますが、無駄な仕事と時間が多すぎます。
内勤(刑事、交通等)に関しては、事件処理がクソほど溜まるので無駄な仕事をしている時間なんてありませんが、交番等の地域警察官に関してはこの無駄が多いです。
例えば、職質件数や少年補導件数です。
あれって犯罪検挙が目的と言うよりも、ノルマを達成する為に行っているようなものです。
最初は皆、治安を良くする為に警察官になったと思います。
しかし、警察官を続けていると、全てがただの事務作業に変わるのです。
山菜採りを行っているおじいちゃんおばあちゃんを職質ノルマ達成する為に検挙したところで、日本の治安が良くなる訳ありません。
それは弱いものいじめです。
そして、一番無駄にしているのは時間です。
警察の仕事は、生産性が無いのに勤務時間が長すぎるのです。
あんな無駄な時間があるなら、その間に副業できます。
プライベートの制限
警察官はめちゃくちゃプライベートの制限を受けます。
例えば、
・どんな車を購入するか報告
・休日、どこにだれと行くか報告
・交際相手の個人情報を報告
・海外旅行する際は本部長決済
・貯金額、負債額の報告
・髪型の制限
・副業の禁止
が挙げられます。
確かに、警察官という身分上、派手な行動は控えるべきだと私も思います。
しかし、ここまでの制限をする必要はないんじゃないかなと思います。
一番意味不明なのが、外出先の報告です。
休日にどこへ行こうが本来自由です。
中には、「こんな忙しい時期によく行けるな」としょうもない苦言を言ってくる上司もいます。
いや、だからこそリフレッシュしに行くんだろ。
そして車に関してこんな実話があります。
私の後輩がベンツを購入しました。
その車が署の駐車場に駐車されているのを見た老害警察官等が、
「若いくせにあんな車乗るなよ」
と集中攻撃していました。
いやいや、自分で稼いだ金で何の車に乗ろうが勝手だろ。
こういう悪き風習が未だに根付いているのです。
副業解禁
警察官のみならず、公務員は副業が禁止されています。
その理由は、入社した段階で職務専念義務が生じるからです。
要は、お国の為に警察の仕事だけやっておきなさいという事です。
しかし、自分の目標や家族の為に、収入を増やしたいと思う時が必ず来ます。
そんな状況の中でも、規則ですので副業をする事は出来ません。
公務員が副業しているのがバレてよくニュースになっていますよね?
副業した人達は皆、現状の収入に満足出来ずに規則違反を犯してしまったのです。
欲張りだと思われるかもしれませんが、私は警察官時代現状の給料に満足していませんでした。
大体自分が定年まで働いてどれくらい稼げるか分かってしまいます。
それを知った私は、「よし、警察辞めよう」と決断が出来ました。
まとめ
今回は、現在警察官として働いている方に向けて、辞める事で生じるメリットデメリットを実際に退職した私が解説しました。
警察官のみならず公務員全般に言える事ですが、安定と福利厚生はめちゃくちゃ充実しています。
また、警察官という職業は信頼性が高いので、結婚相手にも困らないです。
続けていれば生活困難な状況に陥る事はほぼほぼ無いでしょう。
その反面、仕事のやりがいを見つけるのが難しい職業でもあります。
プライベートの規制も厳しいですし。
しかし、辞める事のメリットもあります。
私自身、辞めて良かったと思います。
逆に、あの環境で定年まで働くのは人生を損している気さえします。
個人的な意見としては、警察官は定年まで務める仕事では無いと思っています。

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