所ジョージと林修が出演しているポツンと一軒家。
一つの番組として観る分には確かに面白いです。
でも警察官目線で言わせてもらうと、これに出演する事は自ら窃盗被害に遭うリスクを被っているようなものです。
その理由は、強盗犯に侵入しやすい家を紹介しているようなものだから。
今回の記事では、
✔︎ポツンと一軒家に出演しない方が良い理由
✔︎田舎の防犯対策方法
について、警察官目線で解説します。
ポツンと一軒家が危なすぎる理由
先ほども申し上げましたが、ポツンと一軒家に出演する事は防犯上の観点からするとよろしくありません。
その理由は、田舎にポツンと建っている家自体強盗犯が好む家そのものだからです。
→貧乏そうな家は空き巣に遭いやすい?
奴らは意外と金持ちそうは家を狙う事はあまりないです。
むしろ、貧乏そうな家を敢えて選ぶこともあります。
ここでは、何故ポツンと一軒家が危険だと言えるのか、理由を4点説明します。
犯行に及んでも捕まらない可能性が高い
これは当然と言えば当然ですが、強盗犯は警察に捕まる事を最も恐れています。
金持ちそうな家って大抵の場合セキュリティーが完璧です。
そんな家に犯行を及んで目的が達成されたとしても、残した証拠によって捕まるのは時間の問題です。
だから強盗犯は捕まるリスクが少ない家をターゲットとします。
その点、ポツンと一軒家には
・防犯対策が皆無
・周りに住民がいない1
の二つの理由から、ターゲットにされてしまう可能性が高いんです。
番組見ればある程度の経済力が分かってしまう
放送を観ると、田舎に住んでいるだけで貧乏な訳では無い人が結構います。
という事は、屋内に財産的価値のある貴金属やタンス貯金が眠っている可能性があるという事です。
私の警察官時代の経験上、高齢者宅にはそういったものがある事多いです。
強盗犯も馬鹿じゃないので、それを分かった上で犯行に及んでいるんです。
結果、放送から情報を入手した強盗犯に狙われる可能性が出てきてしまう訳です。
万が一が発生した時、誰も助けてくれない
こんな事あってはなりませんが、万が一強盗犯に襲われたとします。
仮にホームセキュリティ(SECOMやALSOK)と契約していたとしても、現場に到着するまでに時間が掛かってしまいます。
しかも近隣住民がいない訳ですから、助けを求めて叫んだとしても気付かれません。
結果、怪我を負わされる可能性だってあるんです。
まぁ、これに関してはポツンと一軒家に住むデメリットなので、番組は関係ないかもしれません。
ですが、番組で放送される事によって強盗犯に存在を知られ、被害に遭う可能性だってある訳です。
そもそも人里離れた場所に住む事はリスクがある
今回の記事は、「ポツンと一軒家に放送される危険性」について解説していますが、そもそも人里はなれた場所に住む事自体が危ないんです。
その理由は先ほども説明した通り、
・助けを呼んでも気付かれない。
・ホームセキュリティーもすぐには駆けつけられない
・犯行中に他人からバレる心配が無い
からです。
とは言っても、引っ越すことなんて現実的に厳しすぎると思います。
むしろ人がいない場所で暮らすことによって生じるメリットも私は十分理解しています。
そんな私もいつかは大自然の中で家族とゆっくり暮らしたいという夢もありますから。
でもその為には、やっておくべき防犯対策があるんです。
完全施錠
まず最初にやってほしい事は、昼夜問わず完全施錠する事。

このグラフから分かる通り、空き巣の侵入方法は無施錠箇所からが半分を占めています。
という事は、これさえやっておけば殆どの被害は防げたと言う事になります。
今からでも可能なので、早速やってください。
本物orダミーの防犯カメラ
二つ目に紹介するのが、防犯カメラを設置する事です
別にダミーでも大丈夫です。
犯行状況を記録しておく目的なら本物の防犯カメラが必要ですが、防犯という目的なら高い金払って買う必要はありません。
偽物でも効果はあります。
但し一つ大事なポイントがあります。
それは、あまりに安価なものはバレてしまう事。
念の為、本物に近い商品を貼っておきます。
センサーライト
窃盗犯が最も嫌うのは音と光です。
その理由は、犯行中の姿がバレるから。
その点、センサーライトは光を発して犯人に威嚇する事が可能です。
補助錠
空き巣犯の侵入方法で二番目に多いのがガラス割りです。
これは、ガラスをハンマーで割って外から中に手を伸ばし、鍵を開けるという手法です。
これだけでもかなり慣れている犯人以外は時間が掛かります。
そこで更に補助錠という鍵を付ければ、侵入時間が単純に二倍になります。
しかも普通の鍵よりも解錠するのが困難になっていますので、更に時間が掛かります。
結果、犯行を断念させる事に繋がる可能性があるんです。
まとめ
今回は、ポツンと一軒家に出演する事のリスクを解説しました。
一つの作品としては、確かに面白みがあって番人受けする内容だと思います。
しかし、未だ被害に遭っていないとは言え、強盗犯や空き巣犯にとってメリットとなる情報源になっている事実は否めません。
本当に防犯意識が高い人は取材依頼があっても承諾しないと思います。
何事もそうですが、
「今までは大丈夫だったから」
「まさか自分の家は大丈夫だろう」
といった油断が最悪な結末を迎えてしまうものです。
例えば安倍総理襲撃事件。
これに関しても、警護していた警察官自身にもそう言った油断があったと私は勝手に思っています。
なので、もしこの記事を読んでいる方がポツンと一軒家なら、他山の石と捉えて防犯リテラシーを高く持つ必要があると思います。

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