警察学校に学費はいりません【卒業するまでに必要な経費を元警察官が解説します】

警察学校というのは、職業訓練校です。

警察学校に入校した時点で勤務が開始している訳ですので、学費を払う必要は無く逆に労働した対価として給料が支払われます。

今考えても、何の責任もなくただ言われた事をやれば良いだけの警察学校で給料が貰えるのはめちゃくちゃ幸せな事だと思います。

確かに学費も教材費も必要ありませんが、それでも高卒なら10ヶ月、大卒なら6ヶ月掛かる訳ですから生活する上で必要な物はその度に購入する必要があります。

そこで、実際に10ヶ月間入校していた私が卒業するまでに掛かる経費について解説します。

目次

入校するまでに必要な経費

まず、入校する前にかかる費用を解説します。

普通免許・普通自動二輪免許

警察官採用試験に合格した後、採用担当者から説明があると思いますが、警察学校入校前に普通免許と普通自動二輪免許を取る必要があります。

誕生日や経済力の関係で入校までに取得する事が難しい場合もありますが、極力入校前に済ませておいた方が良いです。

というもの、私自身自動二輪免許を警察学校入校中に取得した経験があり、めちゃくちゃ大変な思いをしたからです。

何故入校前に取れなかったのかと言うと、私の家は貧乏で、必要経費は全て私がアルバイトして稼いでいたからです。

結果、自動二輪講習の費用だけはどうしても払えなかったので入校中の給料で取得しました。

これが本当に辛くて、授業が終わって他の同期生は寮室で自由に過ごしている中、私は他の未取得者と一緒に近くの教習所で教習を受けなければなりません。

終わって帰ってきたら夜になっているので、そこから試験勉強であったり入浴等を終わらせなければならないので時間がありません。

ですので、可能ならば二つとも入校前に取得しておいた方が絶対良いです。

ということで、まず必要な経費として、

普通免許(MT):約30万円
普通自動二輪免許:約20万円
      合計:約50万円

となります。

我ながらに高校生でありながらよく免許費用稼いだなと思います。

生活必需品

警察学校の寮室には、机とクローゼット、ベットしかありません。

ですので、布団とか収納グッズは自費で購入しておかなければなりません。

そこで、生活必需品として最低限必要な物を並べてみました。

布団セット:約6000円
ハンガー:約3000円
洗濯バサミ:約1000円
・洗濯洗剤:約1500円
・衣類:20000円
・ノート・筆記用具類:約4000円
・風呂用具:約4000円
・歯磨きセット:約1000円
ランニングシューズ:約6500円

合計:47000円

となりました。

洗剤とか高い理由は、最初の1ヶ月間は外出できないので、それを考慮した結果です。

ちなみに布団セットとかもニトリの一番安いやつで大丈夫です。

買い物行く時間は正直勿体無いと思うので、私が親切にアマゾンの安いやつURL貼ってあげましたので、参考にしてください。

入校前に必要な経費はこれ位

上の二つを合計すると、初期費用は

547000円

となりました。

バカ高いですね。

入校後の必要経費

正直、警察学校で必要な費用ってほぼ入校前だけです。

それでも、生活していく上で全く費用が掛からないという訳ではありません。

ここからは、入校後の費用を解説します。

食事代

警察学校では月曜日の朝から金曜日の昼食まで給食が出ます。

1日の料金は私がいたところで大体1500円です。

最初の一ヶ月間は帰れないので毎日学校にいます。

となると、

4月分:45000円

になります。

あとは、高卒は残り9ヶ月、大卒は5ヶ月ですから、その平日分です。

一ヶ月の平日日数は約21日です。

となると、

(1500×21)×5or9になります。

結果、
大卒:157500円
高卒:283500円
となりました。

でも、これに関しては給与天引きされるので気づかない位です。

その他

正直入校後の必要経費なんて食費くらいです。

後は、売店でアイスやら菓子の購入費です。

日用品で言うと、風呂用具・洗濯用具・歯磨き用具です。

全部込みでも月5000円いかないです。

結論必要経費はこれだけ

計算した結果、

高卒:約83万円
大卒:約70万円

となりました。

こう見ると、結構な金額になります。

まとめ

今回は、警察学校在校中に掛かる費用を計算してみました。

自動車免許に関しては経費とカウントするか悩みましたが、都会に住んでいる方の中には免許を取らない人もいますのでカウントしました。

でも総じて言えるのは、一人暮らしをすればこれより掛かります。

随分恵まれている方です。

その学生という身分でありながら給料を貰えるので文句はありません。

あと、私の同期にも日用品にめちゃくちゃ金掛けている人がいましたが、意味ないです。

結局署に配属された時に生活用品とか一掃する場合が多いです。

なので、警察学校に掛ける費用は極力抑えた方が良いという事を、卒業した私からアドバイスしておきます。

こちらの記事では警察学校での恋愛事情について解説していますので、併せてご覧ください。

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この記事を書いた人

元警察官。警察組織の内情や、
理不尽な労働環境で消耗しないための考え方を発信しています。

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